摂食・嚥下の能力は個人差があり、その人の飲食物をどういう形にして食べるかで状況も大きく変わってきます。個人により、安全なものから危険なものまで本当に様々です。
一般に摂食、嚥下に問題がある人に対しては「粘ちょう度(とろみ)が高く」「咀嚼しやすく」「適度に水分を含んだもの」が良いとされています。
摂食、嚥下を考えたときの食品の特徴
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適した食物
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適さない食物
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粘ちょう度が高いもの
全粥 全粥のミキサー ゼリー ヨーグルト ネクター など
咀嚼しやすいもの
豆腐 茶碗蒸し バナナ メロン 乳児用せんべい など
適度に水分を含む食品
かぼちゃの煮物、煮魚、野菜 の煮物など |
粘ちょう度が低いもの
味噌汁 ジュース 茶 白湯 など
咀嚼しにくいもの
餅 イカ 硬い肉 マシュマロ せんべい ピーナッツ など
乾燥したもの
パン 焼き魚 生キャベツなど
繊維食品を多く含むもの
たけのこ ごぼう アスパラ わかめ など
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※ 中度、重度の嚥下障害がある場合は、上記は参考になりません
上記は、粗食しやすく、摂食嚥下の安全性を考えたときの一例ですが、食事には人それぞれの嗜好があり、ケアを行なう際はいろいろな要素を考える必要があります。そんな中で「どんなリスクがあるのか?」ということを考えることは、食事のケアを行なうときに頭に入れておきたいことですよね(^^)
お茶、牛乳、ジュースについて
液体は意志に関係なく、しかも早い速度で喉に向かいます。ですので、嚥下(飲み込み)が間に合わず、誤嚥しやすいものです。また,口や喉で広がるため、一口でまとめての見込みができず、水滴のように飲み込みができなかった残留が、気道に入りやすく危険もたくさんあります。
このような場合は、適度なとろみをつけることで口の中の移動速度が落ち、急に気道に入ることなく、「口の中にある」ことも意識しやすく、嚥下しやすくなります。また、液体のように分散せず、「ひとつのかたまり」になるので、量を調節すれば口腔内に残留なく飲み込みができるようになります。
とろみ剤の量について
一般に、ジャム状はべたつきが強く、口腔内には粘着しやすいので不適正なことが多いようです。ポタージュ状は、ほぼ液体と同じ危険度になるようです。一般にはハチミツ状が良いとされていますが、人により異なります。
とろみについても、個人差があるので、やはりその人にあった量を見極めることが重要だと思います。また、温かい飲み物、冷たい飲み物などでも、とろみ剤の量が変わってきたりします。製品の種類でも違いがあります。結局は、日ごろの経験がモノをいうようです(^^;
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