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職場の上司から、「約50人の利用者に対して、もっと細やかなサービスをするには、ユニット化したほうがいいんじゃないか?」という提案がありました。そうです。特養につづいて、私の働いている老健でもユニットケアの必要性がでてきました(><) これは、ちょっと意外でしたが、いろいろと上司に話を聞いてみると、「職員の介護の質に偏りがある」 「一生懸命やる職員と、そうでない職員の差がおおきい」と考えていたようで、「利用者と職員の距離をもっと明確にして、職員一人一人に責任を持って仕事をしてほしい」 という気持ちからの、ユニット化の発案でした。 つまり、このユニット化は職員教育のひとつとしての発案ですね。確かに上司の言うとおりで、職員によっては、【よく動く職員】と【そうでない職員】の差は、明確だったりします。ここで言う「よく動く」とは、自分から率先して、仕事に取り組んでいるか、そうでないか、という意味合いだったりします(^^; これは、この仕事をしている人にとっては思いのほか大きな事で、「あの人は動かない」「周りの職員に甘えてばかりで困る」なんていう意見は、絶えず聞こえてきたりします。この現実は、結果的に「よく動く職員の負担」が大きくなってしまいます。 「そうでない職員」に対しては、各施設のリーダー職の方たちが、日々個別に指導しているんだと思いますが、結果が出ることもあれば、そうでないときもあったりします。これは、本当にリーダー職の人達にとっては、おおきな苦労だと思います(^^; そんな中で、職員が利用者と、しっかりと向き合う体制作り・・・「ユニット化」による職員教育の案があがったわけですが、さて、どうしたものか・・・ 私が今、勤めている老人保健施設は、入所者150人を約50人づつ3フロアーに分けている施設で、私はそのひとつのベッド数60床のフロアーの介護リーダーを担当しています。施設のつくりは回廊式で、設備環境(ハード面)から考えると、正直、ユニット化(生活のグループ化)をしにくいつくりに思っていました。 ユニット化といっても、それにあわせて、施設改修工事をおこなうといった大規模な取組みではありません。私の上司はあくまで、「体制の見直し」をいっています。具体的には60人を半分にした30人のグループ二つを、職員もグループ化し、各グループ間でケアに当たるというものです。そこから、ユニットケアの発展を考えていってはどうか・・・これが、上司の体制見直し案(職員教育案)でした。 上司は、「職員の日常業務の動きかた」を見直してほしいということが目的のユニット化を、私に持ちかけてきましたが、私の考えとしては、ユニット化というものはあくまで利用者のためのものであり、今回の私の働いている施設の利用者にとってプラスになるかどうか?ということが一番大切に思いました。 利用者は、何を望んでいるのか? @利用者のニーズ → 体制の見直し → ユニット化 → 利用者の生活が潤う!! A職員の質を高めたい → 体制の見直し → ユニット化 → ??????? Aのように物事を進めようとしている私の職場ですが、「???」の部分がどうなるか?これが今回、私の働いている施設の「ユニット化」で一番考えなければいけないことだと思います(^^) そして、利用者のニーズを職員が捉えなくてはいけません。 また、「在宅復帰」を視野に入れたケアへの取組みが、ユニット化することによってどう変わっていくのか?ということも忘れてはいけませんね(^^) 個人的な考えですが、利用者との距離を短くした細かなケアができる体制作りは、職員のアセスメント力のアップにつながるものだと思いますし、そうでなければ意味がないと思っています。ここが、職員の質の向上になるのだと考えています。 利用者のためのユニット化…上司に対して、このことが一番重要であることを伝え、「じゃあ頼むよ!」と上司から言われて…老健でのユニットケアへの第一歩が始まっていきます。そして、また仕事に終われる日々が、続くわけです(^^; まあ、これも利用者のためと、がんばってみたいと思います。体制作りやケアの質の変化などは、今後も紹介していきたいと思います。 特養『風の村』は、全国でもいち早くユニットケアの取組みをおこなった施設として有名です。 |