平成18年度介護支援専門員 実務研修 〜2日目〜

 さあ、実務研修も二日目です。ここでも簡単ではありますが、実務研修の内容について簡単に紹介していきたいと思います。2日目の内容は今後の実務研修で行う実習と模擬要介護認定の基礎的な知識の確認になりますのでしっかりと押さえておく必要があります。


実務研修2日目



ケアマネジメントにの技術(120分)


 一日目の「受付と相談・契約」の講義でも、ケアマネジメントの導入の部分についての基礎知識(相談援助技術)の講義がありましたが、ここでは臨床心理士の方を講師に招き、「対人援助」についての基礎の基礎を学びます。これもとても大切な知識で、介護支援専門員として備えておきたい知識です。


 対人援助とは何か?その難しさとは何か?ということを学ぶわけですが、この対人援助技術は様々な職種が人と関わることで必要とされる知識であり、人間関係を円滑にするものでもあります。そして、日本ではまだまだ浸透しきれていないカウンセリングの重要性について学びます。


 カウンセリングという対人援助に必要なサポートを、それが必要な利用者につなげていくことを考えるのも、介護支援専門員には必要な視点です。そして、実際に介護支援専門員として利用者と関わる時の姿勢や対人援助のポイントについて学びます。


 人の話をいかにうまく聞き出し、課題を的確に捉え、そして対人援助を通してサービスの質を高めていくことができるかどうかは本当にこれからも学んでいかなければいけないと思います。



要介護認定・要支援認定の基礎(120分)


 介護保険は年金・雇用・健康につづく新しい社会保障の一つとして生まれた保険です。この保険についての基礎的な知識を学ぶ講義内容です。保険が成立するための@保険者A被保険者B保険料C給付の対象者D給付の種類と内容E認定と審査請求について、その法的根拠を含めて確認します。


 また、要介護認定・要支援認定についての基礎的なことを学びます。認定調査の方法、調査結果を導き出すための一次判定・二次判定の内容についてを確認します。認定調査は都道府県の認定調査員研修を修了したものでなければいけませんが、今後介護支援専門員として就労する際には大切な項目なのでそのシステムと内容についてしっかりと把握しなければいけません。



地域包括支援センターについて(120分)


 平成18年度より、地域包括支援センターが設立されました。これは、介護保険法改正に伴い介護予防事業の創設などを含めた地域包括ケアの拠点として期待されるものもあります。基本的な機能としては、@共通的支援基盤構築、A総合相談支援、B権利擁護、C包括的、継続的ケアマネジメント支援、D介護予防ケアマネジメントなどが挙げられます。


 地域包括支援センターについては、それまでの在宅介護支援センターの役割を引き継ぐものでもあるようですが、在宅介護支援センター自体は、この時点では法的にまだ残っています。法改正をされてまだ間もなく、これからその機能を安定させられるようにしていかなければいけない状態でもあるようです。


 また、契約を主とした介護保険制度の中で、契約能力に問題がある高齢者に対しての成年後見制度の内容や、後見人が見つからないときは市町村長に家庭裁判所に申し立てる権限があることにも触れています。




 簡単に、介護支援専門員の実務研修についての内容を紹介しましたが、19年度以降、介護支援専門員の実務研修受講試験に合格した方たちに少しでも参考になればと思います。また、研修で知った役立つ情報などがあれば今後も紹介していきたいと思います。





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